自分史・長い物に巻かれない生き方④
なぜ検察に入ることになったのか、そこには検察組織の「闇」の片鱗が垣間見えます。
郷原信郎
2022.09.20
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司法修習は、4か月の「前期修習」のあと16か月の「実務修習」があり、また4か月の「後期修習」、全部で2年間です。
1981年7月、無事に(?)「前期修習」を終えた私は、東京から、実務修習地の広島に戻り、「弁護修習」「検察修習」「刑事裁判修習」「民事裁判修習」の順番で、それぞれ4カ月の実務修習を行いました。
実務修習というのは、それぞれ、弁護士・検察官・裁判官の実務家の下で、法曹実務を経験する修習というものなのですが、研修の担当となる実務家によって、研修の内容は全く異なります。