郷原信郎・退院のお知らせ

抗がん剤治療を通院で続けていくことになりました。
郷原信郎 2025.08.30
誰でも

7月15日の ICUへの緊急入院以降、一か月半にわたって悪性リンパ腫の入院治療を続けてまいりましたが、昨日(8月29日)、ようやく退院することができました。

抗がん剤の効果でリンパ腫は相当程度抑えられ、体調も相当程度回復しました。抗がん剤の副作用の感染症で生じた左手首の動脈瘤の治療が問題でしたが、先週金曜日に全身麻酔で手術を受け、術後の経過も順調で、今後の抗がん剤治療は通院に切り替えることができるということで退院できることになったものです。

最初に大学病院を受診した際に、担当医から、腹部全体に腫れたリンパ節が広がっている画像を見せられて「かなり深刻です」と言われ、想定される病名(悪性リンパ腫あるいは消化器系の癌)を告知された際には、現実感がないまま、自分自身の「終わり」を漠然と認識しました。

それが数日後、急激な病状悪化でICUへの緊急入院という形で現実化し、リンパ腫が肝臓にも及び、腎不全も併発するなどかなり重篤な状況になりましたが、体に いくつもの管をつながれたベッドの上で、「自分にはまだやらなければいけないことがある。自分しか出来ないことがある」ということを考え続けました。

それに力を与えてくれたのが、緊急入院公表以降、ニュースレター、YouTube、X等で、私の回復を祈念し、私の復帰後の活動に期待する心のこもったメッセージを、本当にたくさんの方々から頂いたことです。

抗がん剤治療の副作用と感染症を乗り越えて、緊急入院から1か月半で何とか退院できるところまで漕ぎ着けることができたのも、皆さんの励ましで、気力、体力を維持し続けることができたからだと思います。

今後も通院での抗がん剤治療は続きますが、体調が許す範囲で弁護士業務も徐々に再開し、入院中から最低限の範囲で行ってきた社会への発信も、今後は可能な範囲で積極的に行っていきたいと思います。

皆様のご厚意に、深く感謝申し上げます。

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