自分史・長い物に巻かれない生き方㉔

オウム真理教「自動小銃大量密造事件」
郷原信郎 2023.08.20
サポートメンバー限定

1995年は、私が、3月2日の誕生日でちょうど40歳になった年でした。

同月20日に地下鉄サリン事件が発生、その後、オウム真理教による組織的犯行に対する警察の大規模捜査が行われました。当初、刑事部が対応していましたが、その後、公安部も加わり、東京地検はオウム真理教事件一色になっていきました。

私は、公安部が担当した事件の中の最大であった「自動小銃大量密造事件」の実質的な主任検察官として、十数名の検事による捜査班を率いて、全力で捜査に取り組みました。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、7175文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

誰でも
大野元議員、裏金事件初公判、検察の主張は破綻。「法の欠陥」を放置したの...
誰でも
「石破降ろし」に正当性なし。読売「現職首相ウソつき」批判“検証記事”は...
誰でも
読売「首相退陣誤報」“検証記事”は、現職首相への重大な名誉毀損
誰でも
今週のYouTube「衆議院解散の大義」
誰でも
今週のYouTube「癌との闘い」「的外れな政治ジャーナリズム」
誰でも
郷原信郎・退院のお知らせ
誰でも
「選挙スリーアウト」でチェンジすべきは“裏金議員”、「納税」も「総括」...
誰でも
抗がん剤治療に伴う感染症と免疫抑制リスクについて