臨時国会開会、岸田政権が直面する3つの「説明不能」問題
岸田内閣は、国会でどのように対応するのでしょうか。
郷原信郎
2022.10.03
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9月27日、安倍元首相の「国葬」が、国民の多数の反対にもかかわらず実施されました。そして、今日(10月3日)、国会が召集され、12月10日までの会期で臨時国会が開催されます。
重大な禍根を残す「国葬」の「強行」についての内閣としての説明責任を問われるのが、この臨時国会です。国葬実施までの過程で大きく支持率を低下させた岸田内閣は、野党の追及、マスコミの批判に対して、「説明不能」と思える多くの問題を抱えています。
万が一、これらについて、国民に納得できる説明が行われないまま、臨時国会が終了することがあれば、「議院内閣制」の日本の民主主義に対する国民の信頼は、根底から失われることになります。