臨時国会開会、岸田政権が直面する3つの「説明不能」問題

岸田内閣は、国会でどのように対応するのでしょうか。
郷原信郎 2022.10.03
読者限定

9月27日、安倍元首相の「国葬」が、国民の多数の反対にもかかわらず実施されました。そして、今日(10月3日)、国会が召集され、12月10日までの会期で臨時国会が開催されます。

重大な禍根を残す「国葬」の「強行」についての内閣としての説明責任を問われるのが、この臨時国会です。国葬実施までの過程で大きく支持率を低下させた岸田内閣は、野党の追及、マスコミの批判に対して、「説明不能」と思える多くの問題を抱えています。

万が一、これらについて、国民に納得できる説明が行われないまま、臨時国会が終了することがあれば、「議院内閣制」の日本の民主主義に対する国民の信頼は、根底から失われることになります。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、3538文字あります。
  • 国葬実施の理由
  • 山際大志郎氏の問題
  • 国葬の法的根拠

すでに登録された方はこちら

誰でも
今週のYouTube「検察の性暴力2次加害」
誰でも
今週のYouTube「石丸氏、敗訴・敗北の意味」
誰でも
フジテレビ問題と共通の構図、大阪地検元検事正性加害問題での「二次加害」...
誰でも
今週のYouTube「対立・分断の兵庫県」「政経法務セミナーにて出版記...
誰でも
今週のYouTube「検察の裏金と口封じ逮捕」
誰でも
今週のYouTube「企業団体献金と裏金」「上田令子都議と対談」、ラジ...
誰でも
4/12 エアレボリューション出演
誰でも
4/9午後:都議会政治倫理条例検討委員会での参考人陳述のお知らせ