自分史・長い物に巻かれない生き方⑦

検察官にとって、「無罪判決」とは？

郷原信郎 2022.11.05

福岡地検小倉支部の２年目、1984年４月からは、捜査担当になりました。

ここでも担当事件数は多く、常時10件を超える「身柄事件」を担当していました。

逮捕された被疑者が身柄付で検察庁に送致される「身柄事件」では、原則１０日の勾留期間、延長しても２０日の間に、被疑者や参考人の取調べを行って供述調書を作成して、事件の起訴又は不起訴を決めなければいけません。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、4277文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

すでに登録された方はこちら

今週のYouTube「裏金問題の根源」

1本の動画をYouTubeとVoicyで発信しました。

「22市長稲村氏支持表明」と「小池百合子氏都知事定例記者会見」、“公務...

ご質問にお答えします。

兵庫県知事選挙をめぐる公選法違反問題を、「法律の基本」から考える(3)...

3部作の第3弾です。

今週のYouTube「2024を振り返る」「SNS時代の公選法改正」

年をまたいで２本の動画を発信しました。

2025年年頭メッセージ　～検察への大逆風の中、地方地検の公正適正な捜...

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今週のYouTube「文藝春秋プラスに出演」、今週のVoicy

チャンネルからの発信はありませんが、【文藝春秋プラス】に出演しました。また、これまでのYouTubeを音声プラットフォー...

兵庫県知事選挙をめぐる公選法違反問題を、「法律の基本」から考える（２）...

3部作の第2弾です。

兵庫県知事選挙をめぐる公選法違反問題を、「法律の基本」から考える（1）...

3部作の第1弾です。

書き手から直接、最新記事が届きます。
読者限定の内容も逃しません。