貸切バス事故から、安全と競争のコンプライアンスを考える #2

規制緩和によって労働環境に変化が?
郷原信郎 2022.10.25
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10月13日のバス事故を受けて

規制緩和前の貸切バスの安全性について書いた、前回の第一回のコラムを配信後の10月13日の木曜日、富士山須走口五合目と麓を結ぶ静岡県小山町須走の県道(ふじあざみライン)で、午前11時50分頃、「クラブツーリズム」主催のツアーで、飯能市の「美杉観光バス」が運行していた観光バス(貸切バス)が横転し、乗員・乗客36人中、1人が死亡、35人が重軽傷を負う、大きなバス事故が発生しました。

近畿日本ツーリスト系列の旅行会社で、メジャーで安心感があり、人気もあった「クラブツーリズム」主催のツアーが、GoToトラベルに代わる旅行需要喚起策である全国旅行支援事業が10月11日から始まったばかりのタイミングで起こした事故(しかもこのバスツアーは全国旅行支援の対象でした)に、社会の動揺は少なくありません。

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