自分史・長い物に巻かれない生き方⑪

名瀬支部の検察独自捜査で「笠利町長」を逮捕
郷原信郎 2023.01.05
サポートメンバー限定

名瀬支部に赴任して2年目の1982年4月の異動で、名瀬支部の職員は大幅に入れ替わり、充実した体制になりました。

毎週、勤務時間後に行っていた勉強会、それに引き続く、奄美の黒糖焼酎での飲み会を重ねるうちに、検察独自捜査に向けての支部職員との結束も高まっていきました。

そのような取組みが結実したのが、その年の秋、9月に、奄美大島の町の一つ笠利町(2006年に名瀬市と統合され奄美市の一部となる)の町長を、虚偽有印公文書作成で逮捕した事件でした。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、6517文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

誰でも
今週のYouTube「何のための議員定数削減か?」「上脇教授・維新の”...
誰でも
維新の“目くらまし”の「議員定数削減」に隠された「民主主義への重大な脅...
誰でも
今週のYouTube「令和の政治動乱」「自維連立協議の舞台裏」
誰でも
「党人事空白」で連立協議は困難~多党化への不適応が招いた“自民党の危機...
誰でも
「公明連立離脱」で“高市新政権は挫折、内閣総辞職の理由は消滅、石破首相...
誰でも
今週のYouTube「石破降ろしの結末」「エジプト労働者問題」
誰でも
公明党が“連立離脱の刃”で求める「企業団体献金の受け皿」適正化と「横浜...
誰でも
今週のYouTube「高市氏だけはダメ!」「小池都知事とエジプトの深い...