「安倍氏国葬儀」企画演出業務発注で、内閣府職員に「競売入札妨害罪」成立の可能性

内閣府が、ムラヤマに受注させようと考え、他の業者が受注できない条件設定をしたのであれば、「入札等の公正を害すべき行為」に該当します。
郷原信郎 2022.09.26
読者限定

安倍晋三・元首相の国葬儀の会場設営費(約2億5000万円)の大部分を占める企画演出業務の入札で、大手イベント会社「ムラヤマ」が、1者入札で1億7600万円で落札したことに関して、NEWSポストセブンの記事で、「官製談合」の疑いが指摘されています。

同社は、安倍内閣時代に首相主催の「桜を見る会」を5年連続で落札、2017~2019年の会では、入札前に同社と内閣府の担当者が打ち合わせをしていたことが発覚し野党から「官製談合」と追及されたことがありました。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、4618文字あります。

すでに登録された方はこちら

誰でも
今週のYouTube「人質司法シンポジウムに向けて」
誰でも
侮辱罪の法定刑引き上げで、一層重要となる“略式手続の正確な理解”
誰でも
今週のYouTube「刑事の略式手続きとは?」・7/1シンポジウムのお...
誰でも
7月1日シンポジウム『人質司法、メディアに責任はないのか』のご案内
誰でも
今週のYouTube「横浜市での講演(前編・後編)」「横浜市長のパワハ...
誰でも
今週のYouTube「神戸で第1回講演会」「兵庫県知事告発のその後」
誰でも
今週のYouTube「福永弁護士に反訴会見」「不当提訴」「《日本に法と...
誰でも
《日本の法と正義を取り戻す会》